職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
派遣社員の場合
アデコ株式会社
シニアコンサルタント
山内 宗和
酒類メーカーの営業職として社会人をスタート。商品企画部に異動し、新商品開発やパッケージデザイン、広告宣伝戦略、知的財産権(商標)管理、製販調整などを経験。その後スカウト型の人材紹介会社のコンサルタントとしてこの世界に入り、2004年にアデコに入社。2005年 CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格取得。主な得意分野は前職の経験を生かし、法務・営業・マーケティング・経営企画など。
ポイントはここ!

正社員としての就業を希望される場合、職務経歴書の書き方次第で、スキルを低く見られたり、転職回数が多く定着できない人物とみられることがあります。せっかくの力を、十分に相手に伝えられないままに、不採用の通知を受けるのは大変にもったいないことです。派遣社員であっても、正社員にも匹敵する仕事をしてきた、実力を蓄えてきたことが十分に伝わる書類作成を心がけましょう。

また、経験した職場や仕事内容が多くなりがちな派遣社員にとって、書類作成を通じて自分のこれまでの経歴を振り返るのは、とてもいい機会です。応募書類は、実のところ面接のためのツールでもあります。面接官はそれを見ながら面接を進めるわけですから。ぜひこの機会を活かして、しっかりと整理しておいてください。

コツはここ!
コツ1:派遣回数が転職回数と捉えられることも…派遣での就業経験は、まとめて記載する
派遣での就業の場合、短期間に複数の会社に勤めることがあります。その経験を羅列すると、非常に量が多くなりますし、派遣先社名などが入っていると、採用担当者が「転職回数が多い方」と誤認するリスクが出てきます。

それを避けるために、派遣経験だけを、わかりやすくまとめて表記する方法をおすすめします。派遣経験の概要と詳細に分けて書くとわかりやすいでしょう。
コツ2:派遣社員から正社員への意識転換のポイント。自己PRではなく「志望動機」を書こう
派遣社員という働き方は「スキル」を買われて働きます。しかし、正社員の場合は、スキルに加えて「その会社の一員」として働く意識が求められます。つまり、スキルが通用することに加えて、その会社で長く働きたい理由が求められるのです。

したがって、職務経歴書のまとめには、自己PRではなく、志望動機を書くことをおすすめしています。志望動機は、相手の会社をきちんと調べなければ書けないことだからです。この点をしっかりと書いておけば、面接で「なぜ当社を選んだのですか?」という質問をされた時にも、きちっと答えることができます。
コツ3:現場の担当者が知りたい情報を伝える。仕事内容、身につけたスキル、責任範囲を書こう
現場の方が書類を通じて一番知りたいのは、スキルです。この点については、皆さんしっかりと明記されると思います。

それに加えておいて欲しいのは「仕事内容」と「責任範囲」です。派遣での勤務で誤解されやすいポイントは「限定的・定型的な業務にだけ携わってきたのではないか」「責任ある仕事を任されなかったのではないか」という点です。この点をしっかりと説明することで、適切にあなたの情報を伝えることができます。
 
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