職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
流通・外食・サービス編
株式会社リンク・ワン
マネージャー
桜井 寛
東証1部上場の半導体製造装置メーカーにて研究開発(4年)を経験。他企業との開発プロジェクトにも関わる。その後、サービス業向けに教育・経営コンサルティング・人材採用支援を行う当社に入社。飲食店舗の立ち上げ・トレーナー業務を経験後、採用コンサルタントとして多くの経営者・転職者のサポートを行っている。
ポイントはここ!

飲食業界を例にとると、現在の市場において、いわゆる大手企業のシェアは、わずか数%。そういう業界なので、市場には参入の余地が大きくあり、実際急速な成長を遂げている企業も数多くあります。成長企業の多くは、チェーン展開をおこなって拡大しています。そこには、店長・エリアマネージャー職を中心に、数多くのポストがあります。

したがって、店長職として優秀な実績をあげてきた方は、現在の転職市場において高く評価されます。書類選考の段階では、店長としての腕前を、わかりやすく、具体的に、説得力をもって伝えることが肝心です。そのために重視して欲しいのが「実績数字」です。

相手があなたのマネジメントぶりをイメージできるよう、具体的な数字をあらわして、アピールしてみてください。

コツはここ!
コツ1:具体的に数字で成果を表す。「経営者」の視点で、売上・コスト・利益を明らかに
店長の職務経歴書は、営業職の経歴書に通じる部分があります。
つまり「具体的な数字を語ること」が、非常に強い説得力を持ちます。

営業職と違うのは、売上だけでなく、コストそして利益も含めた、“P/L(損益計算書)”を念頭に置いた数値管理が求められる点です。飲食店であれば、まずは売上、席数、客単価はベースのデータとして記載いただき たいです。それに加え、販促・広告・人件費、FL比率など、管理可能経費をどう把握し、コントロールしていたのかアピールできるものがあれば、ぜひ記述していただきたいです。

また、改善した実績も「人件費○%→○%へ改善」「原価○%→○%へ改善」と具体的に記載することが大事です。
コツ2:メリハリのある職務経歴書を目指す。勤務店舗数が多い場合は、整理してコンパクトに
新規立ち上げ店を任される方など、これまでに働いてきた店舗数が多くなるケースがあります。その場合、全てを羅列するのではなく、高い成果を残した店舗、長い間働いていた店舗の内容をしっかりと記入してください。数多くの職務経歴書を見ている採用担当者にとって、パッと見てわかる職務経歴書は、サービスマインドの表れといえます。
コツ3:実績+αの成果をアピール。表彰実績、PCスキルなどは、アピールポイントとして記載
多店舗展開をしている企業において、自分が任された店舗が表彰されるのは大変名誉なことです。表彰の重みは企業によって違うとは思いますが、表彰の実績は書いておいたほうがいいでしょう。また、最近では、受発注・予実管理をPCでおこなうケースがあり、WordやExcelを使えるということであれば、記載しておくことをおすすめします。
コツ4:サービス業に求められるホスピタリティ。自己PRでは、仕事に対する考え方・姿勢を明記
ホスピタリティが強く求められる世界だからこそ、自分の仕事に対する考え方や取り組み姿勢が重視されます。自己PRの中では、ぜひその点に触れていただければと思います。例えば「お客様には常に○○という意識で接し、アルバト教育も行ってきました。」「クレーム対応には、××という姿勢を見せ、結果的にリピーターとして何度も来店頂けるようになった」などはアピールポイントになります。
 
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