職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
機械系エンジニア編
株式会社アイシン・コラボ
松竹 冬樹
大学卒業後、環境分析関連企業でエンジニアとして勤務。その後、経営企画部でプラントエンジニアとして勤務。アイシン・コラボに転職。エンジニアはもとより、幅広い職種の紹介を手がけている。人と人とのつながりを大切にした紹介をおこなっている。
ポイントはここ!

機械系エンジニアの書類は「面接への扉を開くための鍵」です。

この職種の書類選考では、企業がその求人で求める「経験・スキル」のチェックが最初におこなわれることが多いです。そのため「経験・スキル」については、しっかりと記載しておかないといけません。記載していないと、経験はないものとして扱われます。

ですから、まず求められるのは情報の「網羅性」です。「網羅性」とは、経験したことや保有しているスキルがもれなく記載されているかということです。たとえピンポイントの経験はなくとも、「近い経験を保有している」と判断されれば、面接への扉は開かれます。まずは、自分がやってきたことをきちんと棚おろししておきましょう。

ただし、網羅性を高めるなかで、情報量が多くなり読みづらくなることがあります。網羅性を確保しつつも、分かりやすさ・見やすさの感じられる書類作成を意識しましょう。

コツはここ!
コツ1:過去の経験を不足なく、分かりやすく伝えるための準備。まずは「経験・実績の棚おろし」をしっかりと!
機械系エンジニアの方が、私どもに最初に持ってこられる職務経歴書。多くの場合の第一印象は「情報が薄い」ということです。その原因として、十分なキャリアの棚おろしができていないことが挙げられます。

私自身も転職経験があるからわかりますが、これまでの自分のキャリアを振り返って、きちんと文章にすることは、非常に大変な作業です。と同時に、これは大変重要な作業でもあります。棚おろしができていないと、網羅性も分かりやすさも確保できません。転職活動を始める段階で、十分に時間を取っての棚おろしをしてください。棚おろしにあたっては具体的な成果などを数字で表すことも重要です。例えばご自身が担当者であった場合は客先におけるVAやVEの提案実績でも良いですし、管理系の方は部下の人数を記載するのも一つです。その際に人材紹介会社を活用するのもひとつの手です。

なお、棚おろしの際に「PRできるほどの経験はない」という方もいらっしゃいます。しかし、PRポイントは誰にでもあります。ご本人が当たり前にやっていることが、実は強みであるということも多くあります。人材紹介会社のコンサルタントに相談して、客観的に見てもらうことも有効です。
コツ2:人事による選考がある場合に備えて。 専門性の高い用語・言い回しを避け、素人でもわかるように
技術者の方の傾向として、専門用語を多用するケースが見受けられます。技術者同士であれば問題ありませんが、人事担当が書類をみて判断する場合も多くあります。また、役員による選考の場面でも、現場の専門用語は理解されないこともあります。その業界で一般常識として使われている用語は大丈夫ですが、最近使われるようになった用語については気をつけましょう。
コツ3:今後、何をおこなっていきたいか…自己PRでは、将来のビジョンについて語る
自己PRでは、技術面の得意分野・実績のアピールをおこなってください。あわせて、今回の転職を通じて、将来的にどうありたいかという点を話してください。現在の経験・スキルをどう活かしてゆくかという点と、求人企業の目指すものが同じ方向に向いているかどうかは大事なポイントです。
 
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