職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
メディカル業界編
株式会社イオス
取締役 人材開発担当
小川 正純
外資系製薬会社で、MR、人事を36年に渡り担当。その後、人材紹介の世界へ。豊富な実務経験を活かして、現場に即したコンサルティングをおこなっている。
ポイントはここ!

業務の高度化、専門化が進んでいるメディカル業界。

以前であれば、幅広い範囲の経験をカバーしている人材のニーズが多かったですが、最近は、専門領域での深い経験を持つ人材が求められる傾向が出てきました。したがって、書類選考では、業務遂行に必要な「スキル・経験」の有無について確認がおこなわれます。

ですから、書類作成に当たっては「スキル・経験が、過不足なく網羅されていること」が重要なポイントのひとつです。特に、求人票などで先方が求めているスキルについての実績は、必ず記載しておかなければいけません。

また、網羅しようと考えると、ごちゃごちゃと分かりにくい書類になる懸念があります。「一目でわかる見やすさ」を備えていることも重要です。

網羅性とわかりやすさを兼ね備えた書類を理想と考えて書類作成に取り組んでください。

コツはここ!
コツ1:業務の高度化・専門化が進むメディカル業界 経歴には「専門領域」と「地区(MRの場合)」を明記すること
業務が高度化・専門化することで、求人において求められる経験・スキルが細かく規定されるようになりました。求人企業が求めている「スキル・経験」を保有していても、記載がなければ、経験はないものとして扱われます。「スキル・経験」については、抜けもれのないように記載することが必要です。また、MRの場合には、担当地区・担当病院なども記載しておくのがいいでしょう。
コツ2:書類選考では「経験・スキル」が問われます 必要な要素を整理して、見やすい書類に
網羅性を高めると、要素が多くなりすぎて、逆に見づらくなる可能性があります。書類選考の上で必要な要素だけに内容を絞り込むことで、一目でわかりやすい書類になります。この業界の書類でもっとも重要なものは「スキル・経験」です。逆に退職理由は、書いていてもいなくても面接で確認される点です。書類では省いてしまっても構いません。
これらの情報整理をして、枚数は、2枚以内に収めるように努力してください。
コツ3:ポジション・役割の転換点は、重要なポイント キャリアの「変化」のタイミングは必ず記載しましょう。
役割の変化、特に実務担当からマネジメントポジションへの変化は、重要なポイントです。MRの方の場合、ご自身の成果等に力点を置いて、マネジメントへの役割の変化などをかかれない方もいますが、この点は求人企業にとってアピールできるポイントになることが多いです。役割の変わり目は、ぜひ記載しておきましょう。
コツ4:「これからどうする?」「当社で何をしたい?」 自己PR欄では、未来を語る
職務経歴で過去を伝える一方、最後の「自己PR」「まとめ」では、その経験を活かして何をしてゆきたいかを記載しましょう。「キャリアアップ」を目的に記載される方も多いですが、企業の求めるものはキャリアアップの結果出していただく「実績」。どんな実績をあげたいかという「目標」を語ってください。
 
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