職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
金融業界編
株式会社トーエイ オフリール
岡野 吉晃
大学卒業後大手金融機関の保険代理店にて生損保営業を15年、関連会社の広告会社に出向して広告営業を5年経験。その後、人材派遣部門の派遣元責任者として派遣業に携わりながら、人材紹介業のコンサルタントを兼務。現在に至る。様々な経験と、人脈を通じて得たヒューマンスキルで転職をサポートしている。
ポイントはここ!

金融業界は「信用」を重視する業界。それだけに、スキルはもちろん、人柄や考え方まで伝わる職務経歴書が理想的です。

実際に求職者の方からの職務経歴書を拝見しますと、書くべき内容はおさえていらっしゃる方が多いです。あとは、読み手にとって、いかに見栄えがするものを作るかという視点で再構成をおこない、他の候補者との差をつけることが大事です。

また、中途採用は即戦力募集です。これまでの実績を通じて、転職後にどんな活躍ができるかを具体的にイメージできるような書類作成を心がけていただきたいです。

コツはここ!
コツ1:書類の「見栄え」も大事なポイント  構成やレイアウトには、気を使うこと
素晴らしいご経歴を、その素晴らしさのままに伝える見栄えのする書類を作りましょう。ポイントは、採用担当者が「数多くの職務経歴書を見る」という立場にあることを考慮することです。読みやすいように箇条書きでまとめるのが第一歩。そして、レイアウトも整然と美しく、分かりやすくしましょう。書類の見栄えからは、プレゼンテーション能力・文章構成力が見られています。
コツ2:金融ビックバン、業界再編による中途採用の活性化 即戦力としての活躍を、具体的な実績でアピール
事業拡大により銀行が証券・保険の経験者を求めるなど、即戦力で活躍できる方が要望される求人が多いです。このような事業内容をまたいでの転職では、即戦力としていち早く結果の出せることが、大きなアピールポイントになります。実績をわかりやすく、出来れば具体的な数字で記入しておいてください。ここでは、再現性があることを示すのがポイントです。
コツ3:聞かれる前に、書いておきたい 「退職理由」「転職理由」を記載しておく
退職理由が書かれていない、あるいは「一身上の都合により」とだけ記載されている方は多いです。しかし、信用を重んじる金融業界の場合、人事担当の心情として「何か問題があって退職したのでは?」と疑問をもたれることがあります。したがって、はじめからきちんと書いておいた方がいいです。特に、転職回数の多い方の場合、「退職理由は何か」は、大変気になるところ。よからぬ推測をされないように、最初に書いておきましょう。
コツ4:根底にあるのは、人としての「信用」 考え方や人間性を伝えるための志望動機の書き方
志望動機・自己PR欄には、ご自身の考え方や人間性が伝わる内容を入れておくといいです。データだけの冷たい職務経歴書に、人の温かさが付け加わりますし、考え方に同感できれば、あなたへの信用度が高まります。3行〜5行くらいで、ポイントをおさえて伝えるのが好ましいです。なお、この点は、面接でも話のタネになります。
 
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