職種・業種別職務経歴書のコツ!:コンサルタントによる解説
営業系職種編
テンプスタッフ・キャリア株式会社
首都圏営業部 キャリアコンサルティング統括マネージャー
岡田 靖史
大学卒業後、大手経営コンサルティングファーム、不動産事業会社に在職し、 法人営業やマネジメント業務に従事。現在、テンプスタッフ・キャリア株式会社にて、 首都圏のキャリアコンサルティング部門を統括。
ポイントはここ!

営業職の場合は、職務経歴書の内容を通じて「成果の再現性」を判断されます。そのための情報が盛り込まれていることが、大事なポイントです。

しかし、日々職務経歴書を拝見していると、情報が不十分なものが多いです。せっかく高いスキルや豊富なご経験をお持ちなのに、記載されていない。そのため、書類選考を通過できない。大いなる機会損失が発生しているのです。

書けない理由は、ご自身が「営業一本槍できたので、特筆するスキルがない」と思っているケースが多いです。しかし、日々の営業の中でご自身が当たり前にやってきていることを深く掘り下げることで、アピールポイントは見つかります。例えばクレーム対応に強い、営業資料・企画書作成が得意、新規開拓の成績は抜群といった点です。

営業職にとっての職務経歴書は、自分自身という商品を提案するためのツールです。相手のニーズを知り、それにあわせて自分の強みをアピールすることで、より効果的な提案が可能になります。

まずは、ご自身のやってきたことを、紙に書いて、目の前に見えるようにする。そして、そこからスキルとして抽出する作業が必要なのです。これをしっかりと行うことで、書類作成だけでなく、面接での質問の受け答えが適切にできるようになります。

コツはここ!
コツ1:再現性を判断する重要項目!「売上グロス」「取引商品」「単価」「販路、販売先」を明記する
これらは、営業成績の「再現性」を計るために求人企業の求めるデータです。 これらの数値は必ず明記してください。
コツ2:再現性の主張をする上での裏づけをおこなう!売り上げや実績につながった「プロセス」をアピールする
先ほどの営業成績に加えて、その成績・実績をあげるまでの経緯をあわせて書いておきましょう。営業戦略、顧客フォロー、クレーム対応などを記載してください。これがあることによって「再現性」の裏づけがなされ、アピール度が高まります。
コツ3:これまでの働きぶりを的確に伝えるために 前職の「企業概要」を記述しておく
意外に省略してしまう方が多いのが、前職の企業概要。採用担当者が、前職はどんな職場で働いていたかイメージできるため必要とされます。もし守秘義務に抵触しなければ、主要取引先の業態や規模なども書いておくといいですね。
コツ4:データだけでなく、人間性も伝えておきたい 自己PRでは「ヒューマンスキル」をアピールする
自己PRでは、簡潔にご自身の性格にまつわる内容を入れておくのがいいです。データだけの冷たい職務経歴書に、人の温かさが付け加わります。3行〜5行くらいで、ポイントをおさえて伝えるのが好ましいです。この点は、面接でも話のタネになります。
 
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