【1.メーカーの経理財務から金融コンサルティング業界に転職できるか】
経理財務の職種は業界・業種が変われば学ぶことも当然出てきますが、基本的に過去の実務経験が十二分に活かせる職種です。したがって経理財務のキャリアの中身(質)がレベルアップすればするほど、他の業界に転職したとしても短期間で即戦力になれる可能性が広がるわけです。
年齢に関して「20代なら転職する機会もあるかとは思いますが、30代半ばに近づいてきており」と懸念されているようですが、心配する必要は全くありません。今後数年間はキャリアを磨いてから金融業界への転職を考えられてはどうでしょうか。
尚、付け加えるならば現在の金融業界はサブプライムの後遺症で中途採用も全体的に後退気味なので転職のタイミングとしても慌てないほうが良いのではないかと考えられます。
【2.会計士・税理士の資格を取ってから業界に入ったほうがよいのか、あるいはコミュニケーションスキルをつけた上で入るべきなのか】
現在の実務経験から考えると、会計士・税理士の資格が加わることは間違いなくキャリアアップにつながりますので、資格取得に関しては大いに賛成です。しかし、こうした資格取得は時間がかかりますので、数年かけて取得する計画を立ててから臨むべきでしょう。
一方コミュニケーションスキルに関しては、部下の育成を念頭において仕事に取り組まれると良いのではないかと思います。もちろん、取引先とのコミュニケーションも大切ではありますが、できるならば部下を育成する上でのコミュニケーションも、今後のキャリアを考えてマネジメントの基礎を築く上でも大きな意味があると考えられます。また現在の業務に直接必要はないかもしれませんが、余力があれば英語のスキルアップも是非考えていただきたいと思います。



