まず、少々厳しいお話をしなくてはならないかもしれません。ご希望されている点は下記2点に集約されるかと思います。
(1)不動産金融業界の事情を考慮した上での、転職の可否について
(2)ご自身がご希望されている不動産証券化のスキルについて
(1)に関してですが、扱ってこられた不動産の規模やご自身の係わりについてのコメントが少なかったので、この場では詳しいお話ができないかもしれませんが、不動産の中でもオフィスビルの法人向けの仲介のご経験が少ないことが気になります。レジデンシャルを中心に行なっている企業もございますが、やはり、不動産の証券化を行なっている企業では、オフィス・商業施設・倉庫など大規模な物件を取り扱ったご経験が必要になってくることが多いです。また、地域性も千葉での不動産仲介のご経験が強く、都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の物件ならびに、東京23区の物件をあまり扱っていないことも気になります。不動産業界では、人脈のネットワークが非常にキーになってきます。東京23区内での人脈のネットワークが無いとなると、なかなか難しいところです。
5、6年前であれば、業界が立ち上がってすぐと言う状況もあり、不動産に係わっていた方であらばご転職可能でしたが、今の転職市場は会社でキーになるポジションの方が充足しているような状況ですので、ご年齢とご経験から申し上げますと少々厳しいご状況です。
不動産業界のご経験が3年以上あって、年齢が20代の方であれば、近しい業界へのご転職はありますが、多くの企業が経験や年齢のバランスを重視し、40歳前後の方ですと即戦力でかつ物件や情報を引っ張って来れる方を据えるケースが多いようです。また、教育体制は多くの企業が『自分で掴む』ということを前提としているので、OJTで多少その会社での業務の進め方のレクチャーはあるかとは思いますが、1ヵ月単位での教育体制などを施している会社は皆無と言って良いと思います。
また、(2)に関して、ご希望の業務を行なっている会社のPM業務やAM業務には携われる可能性はあるのですが、いきなり金融のスキームを組むチームへのご転進は正直厳しいと思います。ご就業中に金融のチームのサポートをしながら徐々にシフトして行くことは可能だと思います。
ただし、寝る間を惜しんでファイナンスチームと係わりながら勉強をし続けるという覚悟で臨まない限り、ご転進ということは難しいです。



