ベンチャー企業のグループリーダーとして年次決算を含む一通りの経理経験、監査対応、そして上場企業における有価証券報告書・決算短信などの開示資料の作成など、書類を拝見するに、若いうちから良いキャリアを積んでいらっしゃると推察します。
過去の経験から、再度IPOを目指すベンチャー企業に転職するということも、連結決算や将来的に経営企画・IRへとつながる転職も、現状の転職マーケットから見るとどちらも十分可能だと思います。
IPOを目指すベンチャー企業という希望を外し、連結決算や経営企画・IRへのキャリアのパスを描くならば、新興市場上場企業が最適ではないでしょうか。日本版SOX法の対応に備え、財務経理部門および開示体制の強化など財務経理の求人ニーズは現状強いことからも、いろいろな可能性があります。また、まだまだ会社ステージとして組織が整っていないところがあり、一緒に作り上げていくことが必要な環境のため、若手でも上流業務まで幅広く任せてもらえるフィールドがあります。仕事をする上での閉塞感もなく、やりがいを感じることができるのではないでしょうか。
一方、日本版SOX法の絡みや昨今の諸事件から派生した証券取引所の審査の厳格化などによりマーケット環境は少し様子見の状態ではありますが、ベンチャー企業のIPO意欲は高く、今までの力技での上場から内部管理体制をしっかりと整え、公開後もしっかりと経営を支えられる管理部門を作り上げていくという考え方を持った企業も多くあります。しっかりとしたビジョンを持ったベンチャー企業であれば十分に力を発揮できる環境はあるかもしれません。



