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公開キャリア査定
事務系職種
事務/男性
異業界での商品企画を希望していますが、
今のスキルはどの程度通用しますか。
K.I.さんのケース
業種 旅行
職種 商品企画
28歳・男性
同志社大学
現在年収:400〜499万円
相談内容・キャリアプラン コンサルタントの回答
商品企画職としての転職は十分可能だと思います。
CSアカウンティング株式会社
渡辺 泰三
デジタルなマッチングを嫌い求職者1人1人と真剣に向き合う熱いコンサルタント。大手人材ビジネス会社で、人材派遣、人材紹介業務を経験後、国内最大級の税理士法人にてマーケティング業務や新規事業の企画、立案業務に従事。その後、CSアカウンティングの人材紹介部門の立ち上げに参画して現在に至る。
希望・相談内容へのアドバイス
他業界での商品企画をご希望されているということですね。確かに年齢から言って、他の業界に転職を考えるにはいいタイミングだと思います。一般的に商品企画(マーケティング)職では次のスキルが求められます。

(1)同じ業界での企画業務の経験。
(2)「論理的分析、仮説構築、企画立案、検証及びプロジェクトの実施」の一連の業務遂行能力。
(3)高いコミュニケーション能力。
(4)海外の拠点や企業とのやり取りが必要な場合には、業務遂行に支障ない英会話力。(TOEIC:600点以上)

商品企画職では、30歳以上の方については(1)〜(4)の要件の殆どが求められる傾向にあります。また、30歳未満の方については、事業会社での商品企画・マーケティングの経験があれば、同一業界における商品企画やマーケティングの経験がなくてもポテンシャルで判断してもらえる可能性があります。その場合には、これまでの経験や実績なども大切になるでしょう。

将来的に目指されている事業企画職や経営企画職の場合には、管理会計、財務、ファイナンスの知識が大切になってきます。いずれかのタイミングで、これらの知識の習得や業務経験を積むことが必要になってきます。

また、企画提案型の営業職についても考えられているようですが、商品企画、事業企画と提案型の営業職は、仕事としてまったく異なるものです。今までのご経験や年齢から転職は可能だと思いますが、本当に営業職が良いのか、なぜ営業職なのかを考えていただく必要があるでしょう。
キャリアプランへのアドバイス
次の2つのプランを提案します。

(1)株式公開を目指すアーリーステージのベンチャー企業、新興市場(ヘラクレス、マザーズ等)の上場企業に、商品企画職として転職。
現在、成長途上の若い企業では、商品企画職・事業企画職の採用が活発な状況です。そのためアピール次第で十分採用される可能性はあります。そこで新商品の開発や新事業立ち上げの経験を積み、さらに管理会計・財務・ファイナンス・係数管理等の知識を得ることにより、経営企画としての仕事もできるようになるでしょう。

(2)現在の会社で商品企画業務を継続して行い、結果を出した後に転職。
他業界での商品企画職に転職するのであれば、「どのような企画をどのようなプロセスで実施し、どのような結果を出したのか」ということを明確に説明する必要があります。相談者の方の詳細な実績が分からないため、なんとも言い難い部分がありますが、現在までのキャリアの中で企画職としての成果が明確にない場合には、まずは現在の仕事を続けて結果を出す方が良い可能性もあります。その後、転職される場合には、30歳がひとつの目安になると思います。

特にベンチャー企業の企画職は一般的に定型的な業務が少なく、無から有を生み出す仕事が多くなりますので、業務の難易度は確実に上がり、成果を出すのは難しくなります。現在の職場で経験を積み、業務スキルを上げるというのもひとつの方法だと言えるでしょう。
こんな転職プランが考えられます!
業界・企業規模 株式公開を目指すアーリーステージのベンチャー企業
新興市場に上場している企業
職種・ポジション 商品企画職のスタッフ
時期 今すぐ〜2、3年程度先
予測年収 他業種への商品企画職の転職であれば、400〜450万円程度と考えられます。
転職後に結果を出すことにより、30歳前後で600万円前後の年収は十分可能でしょう。
これまでに達成した成果を売上等の数字で説明できる具体的事例がなければ、最初からの年収UPは難しいと思われます。
ここが活かせる!
キャリアの強み
海外添乗中の多種多様なトラブル等において、自ら交渉・折衝を行い、問題を調整・解決してきたことは十分評価されると思います。また、ビジネスレベルの英語力は、語学力を求める企業に対して強いアピールになるでしょう。
要対策!
キャリアの弱み
管理会計、財務、ファイナンス、係数管理に関する知識や実務経験が弱いように見受けられます。企画職は、立案した商品やプロジェクトについて、企業にどのような財務的影響を与えるのかを検証した上で、業務を推進していく必要があります。この部分を補うことにより企画職としての幅は広がり、転職の選択肢も増えると考えられます。
また、仮説構築能力、企画力、プロジェクト推進能力という面においては、会社に○億の利益を生み出したなど、定量的な内容で成果を説明できることが必要になります。現在の企画業務において、多くの体験を重ね、明確な結果を出すことが、希望されている将来の道に繋がるでしょう。
相談内容・キャリアプラン コンサルタントの回答